ばぁば・・・

ばぁばが居なくなっちゃったってお姉さんから聞いた。
ばぁばはそれはそれは、あたしにもマロンにもやさしくしてくれて
毎日銀のスプーンもたくさんくれたよね。
ばぁばのお家に居る時はあたし、ちょっと神経質になってたのに
それでもばぁばはいつもあたしに声かけてくれたね。
ばぁばはやさしい人だなぁって思ってた。
ばぁばが居なくなっちゃったってお姉さんから聞いた。
ばぁばはあたしが日本に来て寒いんじゃないだろうかって
毛布を用意してくれたね。
ばぁばはあたしが汚いトイレを使うのは可哀相だって日に何度
もボックスの掃除をしてくれたね。
ばぁばは優しい人だなぁって思ってた。
ばぁばが旅立った日の朝、偶然にもお姉さんはあたしの写真を
撮ってたんだ。

写真の日付は5月16日、時間は9時56分〜10時。
ちょうどばぁばが病院に行った時間だよ。
お姉さんは・・・
この写真を撮る前にでもばぁばの所に電話してたらちょっとは
早くばぁばの元へ行けたのかな・・・って後悔しているよ。
でも、きっとばぁばは虹の橋を渡って、ばぁばのお母さんや
お兄さんやお姉さん達と仲良くゆっくりしてるんだよね?
ばぁばが居なくなちゃったってお姉さんから聞いた。
ばぁば・・・もうご飯もらえないね。
ばぁばのあたしやマロンの名前を呼ぶ声も聞こえないね。
ばぁば、ありがとう。
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母が亡くなったその日の朝、クロエが今までした事の無い
寝方をしてたので珍しいと思い写メしました。
ちょっと前に「患者の旅立ちを予知する猫ちゃん」が
ニュースになっていたけれど、
当人の横に丸くなって座って落ち着いちゃうというんだから
きっと暖かくて居心地のいい場所へと彼らは旅立つんだろうな、
と思いました。
自分の愛する者たちは虹の架け橋で、そわそわしながら
わたし達を待ってると言うもんね。
いつか彼らと手を繋いで橋を渡れるよう、明日も一生懸命生きるわ。
くろっち、ありがとう。