4P

4Pとはpower pop&pop punkの4つのPを意味し、音楽を中心にポップなものを発信していくブログである。

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The JTG Implosion - All The People Some Of The Time

ヘビメタ&ひねくれポップ!声はコステロっぽい!
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のっけからテープ逆回転ソングで幕を開け「あぁまたビートルズ・マニアックな作品か」と思っていたら、耳をつんざくヘヴィメタ・ギターが炸裂!!ジェットコースター・ソング「DELTA 88」のはじまりだ!目まぐるしく変化する曲調に三半規管は揺さぶられっぱなし!スッキリ気持ちよくなったら、間髪入れずにスウィートでパンチの効いたロケンロールのアップ&ダウン。絶叫マシンをハシゴした時のような爽快感とクレイジーな気分で序盤を終えると「PUZZLE PLACE」「THE DREAM」などロマンチックなフォーク・ロックでひと休み。次はどのアトラクションに行く?このアルバムの楽しさは、まさしく遊園地で一日を過ごすかの如し。
どの曲も一筋縄では終わらない非常に凝ったアレンジなのに、しっかりポップにまとめてあるところが素晴らしい。特にギターのカッコ良さは必聴だろう。ひさびさのクリーン・ヒットだ。全てのパワーポップ好き、JELLYFISH、ENUFF ZNUFFのファンはもちろん、PAUL GILBERTシンパにもオススメしたい快作!
not lameからリリース、Star Collectorというバンドに在籍していたJoseph T Giddingsというおっさんのプロジェクト、アトランタがホームグラウンド、これくらいしか情報がないが、HPで試聴ができるので行ってみよー↓
http://www.jtgimplosion.com/
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男のマジカル・ポップ

男だって、いや男だからこそ甘い夢を見るんだ。
女の子が白馬に乗った王子さまとの出会いを待ち望んでいるように、男たちはロマンを求めて旅に出る。その間に女の子たちは大人の女性になり、いつか夢を見ることを忘れてしまう。いつまでも空想の世界で遊んでいられるのは男の特性だろう。女性の欲望が即物的であるのに対して、男の夢(妄想?)の往く果ては計り知れない。
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僕の頭は夢で溢れた箱みたいなものさ
開いては色々なものが流れ込んで来るんだ
(Daydream Receiver)

ノルウェー出身のシンガー&ソングライターASKIL HOLMのポップソングは熱く、夢見ごこちだ。彼の夢はとてもカラフルで力強く描かれている。大人になっても夢を見続けるには、それなりに意志が必要だ。身体の底から振り絞る様に唄うのは、そんな彼の意志の表れだろう。

僕はアニメ作家になりたいんだ。アニメイトにさ。
本当の恋じゃないのに恋してる気持ち、
彼女にはわかるかな。
(Animate)

カラフルなポップソングの視覚的イメージは、結構アニメーションとリンクする。特に日本製アニメの強烈な色彩は多くのミュージシャン達のイマジネイションを刺激してきただろう。90年代を代表するパワーポップ・シンガー、Matthew Sweetのヒット曲「I`ve been waiting」のビデオ・クリップには、まるで曲のヒロインのようにラムちゃんが登場していたし、熱烈な「うる星やつら」ファンである彼の腕にはラムちゃんのタトゥーが入っていることでも有名だ。
さらに遡って、HALL&OATSのDaryl Hallが1986年に発表したシングル「DreamTime」のビデオクリップは、古城を散策するHallの周囲にディズニー風のアニメーションをあしらうという粋な造りになっていた。この「DreamTime」、中学生の頃に聴いてなんとなく印象に残っていたのだが、ASKIL HOLMの「Daydream Receiver」とサウンド的にも似たところが散見される。
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森の中から顔をぬっと出したジャケットのデザインも似ていて、偶然とはいえ、面白い共通性を見せている。

マジカル・ポップという言葉はE.L.O.やXTCなど、英国産ポップの音楽性を表現するときにしばしば使われるが、そのオタクくさい語感に失笑してしまった思い出がある。イメージとしてはハープシコードの音色、ストリングスやホーンを織込んだカラフルなサウンドだが、「DreamTime」も「Daydream Receiver」もこうしたマジカル・ポップの要素を十二分に備えていて、まさに魔法をかけるような、お伽話の世界に誘うような、夢見ごこちのひとときを味あわせてくれる。
夢想の世界で遊ぶことができる大人は真の文化人。現実しか知らないエコノミック・アニマルになるよりも、音楽やアニメーションで精神のトリップを楽しんでいたい。
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ガンダム者

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ガンダム関連本は毎月新刊が出版されていて、その数たるや膨大なのだが、講談社刊の「ガンダム者」は情報の質・綿密さ・臨場感において完璧と言える内容だ。
「ガンダム者」とは総監督の富野由悠季をはじめ、アニメーションディレクター安彦良和、メカニックデザイン大河原邦男など、ファースト・ガンダムの企画・制作に関わったスタッフ達のことを指す。
荒唐無稽なロボットアニメに科学的・歴史的な考証を持ち込み、立派なSF作品に仕上げた、それだけでも尊敬に値する仕事なのに、ガンダムの魅力の広がりたるや無限大である。
例えば「再会、母よ」で描かれた母子の断絶、「女スパイ潜入」から「大西洋、血に染めて」へ続く戦災孤児の姉弟の悲劇。これら上質でウェットなエピソードは脚本家・星山博之のペンによるもの。
またストーリー上で重要な位置付けにある登場人物の死。これは山本優が多くを仕組んだようだ。
このようにガンダムは、富野由悠季という1人の天才によって創られた作品では無い。多様なスタッフたちの資質や思いが結集したからこそ、破格の作品になりえたのだ。
当時のアニメの現場には、映画監督を目指す者や小説家志望・漫画家志望の若者が数多く働いていたという。彼らにとって子供向けのTVアニメの仕事は本意では無かったはずだ。それでも「毎週20分枠を50週、その中で語られる事があるはずだ」という気概の下、アニメ界に「革命」を起した。そんな現場の熱いムードもこの本から伝わってくる。インタヴューを中心とした重厚な本だが、ファースト・ガンダムが生み出された背景がよくわかる、ファン必携の書といえる。
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ヴェネチア・ビエンナーレ

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このところ、オタクを文化的かつ体系的に解説しようという動きが、出版・美術界をはじめあらゆる方面で活発になってきている。「ネコ耳」「メイド」「めがねっ娘」など独特なキーワードが飛び交うオタクの世界は、個人的にも面白いと思っている。
海外の人たちもオタクには興味津々のようで、それは昨年のヴェネチア・ビエンナーレに出展された「日本館」の展示テーマが「OTAKU」だったことでも明らかだ。
ヴェネチア・ビエンナーレといえば100年以上の歴史を誇る美術のオリンピックだ。そんな権威ある大会で、日本を代表する展示テーマが「OTAKU」。日本製のアニメが全世界的な評価を得ていることは周知の事実だが、それを支え、発展させたオタクという現象が、いまやアカデミックな視点で語られるものになったのだと改めて知ることとなった。
NHK教育の「日曜美術館」でも今回のヴェネチア・ビエンナーレの事はしっかり取り上げられていて、同人誌やオタク部屋のディスプレイに真剣に見入る人々の姿は笑いを誘うのだが、国の資金が投じられた展示だけに当事者たちは大真面目。企画責任者の森川嘉一郎氏も、ロボットアニメや美少女キャラについて学術的な説明を加えており、司会の女性2人は明らかに困惑していた。
馬鹿バカしいものが仰々しく飾られている様子は痛快なのだが、アニメやライトノベル、パロディとしての同人誌は芸術なんかではなく、やっぱり単なるホビーに過ぎない。少なくともオタクと呼ばれる人たちが好むものはそうだ。海洋堂が制作したフィギュアがニューヨークのオークションでウン千万円で落札されたのも、海外の人たちの「見方」があったからこそ。造形物として面白いのは解るが、やはり屈折したエロの方が勝っている。
ただ「萌え」など、オタクから広まった最近の日本語をきちんと紹介したのは今回のビエンナーレの収穫だった。旧来の「侘び寂び」と「萌え」の感覚を結び付けて説明するのは少しやりすぎだと思うが・・・
http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/otaku/j/
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The New Amsterdams [wards for the wear]

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ゲット・アップ・キッズのヴォーカリスト、マット・プリオールによるアコースティック・ソロ・プロジェクトの3作目。ゲット・アップ・キッズといえばパンク/エモのイメージがあるのだが、実際の音はギターバンドに近いよね。で、このミニアルバム。メロトロンの暖かな音色で幕を開け、涙チョチョ切れるおセンチなメロディに感動の嵐・アラシですよ。ジャケットのイメージそのままの、夕焼けが似合うソングス。曲が短い(2番が無い)が、故に何回も繰り返し聴いてしまう魔力を発揮しているのです。泣きなさい!
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