冬の富士山を眺める

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昨晩の飲み残りのワインを一本もって、PdAからハイキングに出かけた。つつじ山を登る。最近整備された遊歩道の長い階段を登っていく。この果てしのない段々の道を根気良く作った人に感心しながら、それでもこんな長い階段に誘われた自分を恨めしく思い始めた頃、ようやく頂上にたどり着いた。頂上は、以前と同様、何も整備されていない。何もないので、素晴らしく抜けの良い場所になっている。柔らかい枯れ草のうえにしばらく寝転がる。春の昼下がりの暖かい陽光が降り注ぐ。ふいにジョンデンバーの古い歌を思い出す。そうやって、少し気恥ずかしくなりながら、向こうの富士山を眺める。まだ春霞も薄く、どちらかというと大気はクリアである。少し奥まったこの丘からは、周囲の山々を脇に見て、正面に駿河湾、堂ヶ島、それから富士山を眺めることができる。良くできた舞台の背景のようである。その真ん中に富士山はまだ冬のさなかで多くの雪をたたえている。それを、暖かい半島の南端から眺めている。

遠くにまだ冬の富士を眺めて 半島は春に包まれている

暖かいといっても、何もしないでぼっと佇んでいるとまだ体が冷える。ちょっとお風呂が恋しくなって、そそくさと山を降りる。

春が来た

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今日は春分の日をはさんだ三連休の土曜日。珍しく早起きをして、近くの山に山菜を摘みに行く。庭のミモザも一段と黄色い花を膨らませて、明るい日差しの下で輝いている。先週山菜採りに出かけたときは車を使っていた。冷たい風を我慢しながらあちこち覗いて、ようやく早春の名残のふきのとうを二つ三つ採った。今日は車を使わない。日差しが明るく気持ちよいので、ちょっと遠い山菜のポイントまで自然とそぞろ歩きに誘われた。道端にスミレが小さな花を無数に咲かせている。蛾や蜂が飛び交っている。風がないので、日なたを歩いていると汗ばんでくる。一週間前とは明らかに世界が違っているようだ。遠く海岸よりの国道からツーリングをしているバイクの音が聞こえてくる。その音も、どこか眠たげに聞こえる。そういえば、鳥のさえずりが賑やかである。そのなかに、今年初めての鶯の声が混じっていることに気づく。どうやら、南伊豆に春が来たようである。

久々のP.d.A

金曜日から月曜日まで南伊豆です。春の山菜や、花々等々、春を満喫したいですね!!

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