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Rise Of Dark / MIKU,RIN & H@CHUNE featuring VOCALO FAMILY

 オリコンのウィークリーアルバムチャートでベスト10入りしたHMOに続く、ボーカロイドによる、ミュージシャンリスペクトシリーズ?第二弾。
 初音ミク(kbd/vo)、鏡音リン(b/g/vo)、はちゅね(ds)のトリオによるユニット(という設定の、いーえるPによる多重録音ユニット)です。

Rise Of Dark  初音ミク(というより「ボーカロイド」)という発明がアマチュア音楽制作者たち(とりわけ宅録DTM派)にもたらした影響の大きさは、いまや、初音ミクを知らない人たちや、先行しているパブリック・イメージだけを捉えて毛嫌いしている人たちの考え及ばないレベルにまで達している、と言えましょう。

 このユニットの音楽性を一言で言うと、Emerson,Lake & Palmer(EL&P)のコピーです。個々の楽曲の完成度は相当高く、さらに、キーボードのアレンジや音色の選び方における「エマーソン度合い」も、かなりのハイレベルです。
 ただ、どんなにレベルが高くても、こういった種類の、「死に絶えたジャンル」の音楽が日の目を見ることは、2010年を目前に控えた今の日本では、本来は起こり得なかったことで、自費出版に近いインディペンデントでも、こうしてCDをリリースすることができるような状況ではなかった筈です。
 それが、歌の部分にボーカロイドを使った、というだけで、一気にネット、特にニコニコ動画周辺で注目され、ひいてはCDリリースにも結びつくという連鎖を引き起こしている訳です。既にこの現象は最初に例として挙げたHMOで実証されていましたが(あちらはインディーズからスタートして、メジャーデビュー、さらにオリコントップ10入りまでしてしまいました)「プログレ」という、一般的には死滅したと思われているジャンルでこれをやってしまったという、その発想はなかったわ。

 各曲のタイトルを見ると、その頭の悪そうな大袈裟さがまた、EL&Pそのものという感じで笑えます。

  1. 闇の胎動
  2. 私たちのシンフォニー
  3. 混沌の使者
  4. 闇の吼
  5. 再起動
  6. 護る者達
  7. 蘇る世界
  8. メリーゴーランドは止まらない
  9. One and Only Love
  10. Heart Breaker
  11. GravePost〜君の居る場所〜
  12. スキすきニコCHU!
  13. おまいのハートを舗装してあげる
  14. 逆襲のロードローラー
  15. エピローグ
 1から7は組曲形式、8以降は歌モノのポップチューンです。
 前半を占める組曲は、アレンジがものすごいシンフォニック調。さらに、至る所に顔を出すシンセソロのフレーズがエマーソン節全開で、近年のエマー尊師の作品、たとえばソロアルバムだの、マーク・ボニーラとのコラボのバンド名義の作品だのといったあたりでも、ここまで「エマーソン」を感じさせてくれるものはないというくらいの濃さです。ラグタイムピアノやハモンドの使い方、ムーグ的アナログシンセ風の音色やヤマハの初期のポリシンセ風音色など、やたらエマーソン的な音使いも併せて、EL&P好きが聞くと、いろいろなところでにやにや笑いが止まらなくなること請け合いです。
 もちろんそれだけではなく、ミクやリン・レン、ルカなどのボカロのキャラ設定を活かした(主に歌詞やセリフの面での)お遊びもちゃんと織り込まれており、そのあたりはボカロマニアの人たちへの目配りも忘れていません。
 逆に言うとつまりは、この作品を、作家の意図通り十分に楽しむためには、ELPマニアであり、かつボカロマニアでもあらねばならない、という、考えてみたらえらくハードル高い作品だなおいw、というものでもあります。


Liberator 〜解放者〜 / Tiny Symphony

解放者 初音ミク(kbd/vo)、鏡音リン(b/g/vo)、はちゅね(ds)のトリオによるユニット(という設定の、いーえるP氏による一人多重録音ユニット)の二枚目のアルバムです。
 ジャケットにはショルダーキーボードを弾くミク、はいいとして、そのバックにはナイフが刺さったオルガン、と、今回もトばしていますww。
 音のほうですが、前作で超絶エマーソンっぷりを見せつけ、今回もさぞや・・・と思いきや、今作は意外にも短い楽曲を揃えてきました。短い曲とはいえ、しょっぱなの曲のバッハの使い方など、ニヤニヤさせられっぱなしなんですがね。
 基本的に、今回はミクを初めとして、鏡音一家ルカがくっぽいどメグッポイドなどの各ボーカロイドに、それぞれ独自のキャラ設定を活かしたポップな楽曲(とはいえ、バックのインストは相変わらずハモンドぐりぐり、ムーグぎゅわぎゅわ、な感じだったり)を歌わせるという『歌モノ』的な趣向です。

 ここで言う「独自のキャラ設定」というのは、コンピュータ・ソフトウェア製品としてのボーカロイドが世に出された時にソフト制作サイドが設定したもの以外に、ネット上で後々にユーザーやファンによって付加され、それが定着したものも含みます。
 この、
「ネット上で後々にユーザーやファンによって付加され、それが定着したもの」
 これこそが、このボーカロイドブームの根幹を成す重要要素なんだろうな、という気がします。
 たとえば、初音ミクがなぜネギを持っているのか、などといったことは、もともと、ソフトウェア制作サイドが作った設定には欠片もありません。これなどはユーザーやファンといったネットコミュニティ住民たちが寄ってたかって後付けで作って定着させた設定ですが、今となっては商業ベースに乗って発売されるフィギュアなどでも「ミクがネギを持っている」というのは当たり前のことになっています。
 初音ミクの開発・発売元であるクリプトン・フューチャー・メディアが、二次創作を含めて、そういう部分に寛容な姿勢を崩さなかったことが、ネットコミュニティに多く存在する音楽を作ったりイラストを描いたりする人たちに広く受け入れられ、まさにWEB2.0を象徴するかのようなブームを惹起したと言えるのではないでしょうか。

  1. 解放者 (inc.Toccata And Fugue, J.S.Bach)
  2. レトロスペクト feat.初音ミク
  3. 刻印 feat.巡音ルカ
  4. チャールストン・ドリーム feat.初音ミク
  5. 偽りのエゴイスト feat.がくっぽいど
  6. ロケット☆ブースター feat.メグッポイド
  7. 音像サナトリウム feat.初音ミク
  8. 深紅の月 feat.初音ミク・鏡音リン
  9. おまいのハートを舗装してあげるッ! feat.鏡音リン 〜 Bonus Track (U-ji Remix)
 6.や7.みたいに、単なるテクノポップじゃん!みたいなのもありますが、ポップで小粒な作品ばかりだと思ったら突然8.みたいなエマーソン節が全開の曲も出てきますのでご安心を。なんかラブビーチ聴いてたらとつぜんキャナリオが流れてきて我に返る、みたいな。
 二枚目にしてラブビーチ化かよ、という突っ込みはなしでw

 なお、二枚ともに現時点では流通ルートが限られており、目白にあるプログレッシヴ・ロック専門店のWORLD DISQUE、その他メロンブックスやらとらのあななどで販売委託を受けているようです。
 さらに、2009年12月29日(火)〜31日(木)に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される、お馴染み世界最大の同人即売会コミックマーケット77、通称「冬コミ」でも、HMverses6.9なるサークルが販売委託を受けて現地ブースで販売するようです。
 また、コミケ会場と目白WORLD DISQUE委託販売分に限って、Official Bootleg 〜 Pictures At TinySymphonic Worldと銘打った小冊子がオマケでついてきますが、この中身がまたEL&Pが好きな人たちの琴線に触れるようなイラストが多く収録されています。

 まぁ、この作品によだれが出てくるようなまっとうな大人世代(まっとうな?)なら、無難に目白で買いましょうねぇ。

 折しもELP再結成のニュースが世を騒がせている(?)今日この頃ですが、エマー尊師も見苦しく太った豚なぞにヴォーカルを任せるのではなく、いっそボーカロイドを使っての新作などいかがでしょうか、とか。ははは。

Tinysymphony HMverses6.9

 Google先生のストリートビュー、この12月にエリアが広がったようです。

「ストリートビュー」国内2度目のエリア拡大、広島・福岡など5県

(Impress INTERNET Watch)

 さっそく、広島エリアを見てみますた。


 広島市中区幟町にある、アイリッシュ・スタイルのパブ、Celtic。


 西区天満町にある、出雲そば いいづか(女将は通称「天満町のゴッドマザー」)


 中区新天地、アリスガーデンの入り口にある、お馴染み Golden Garden。

@nima
 西区天満町にあるショットバー、@nima。

 そういえば、@nimaで思い出した。
 このblog、FC2のアクセス解析を入れてるんですが、なんか、時々、「@nima マスター 結婚」という検索フレーズを使ってうちのblogにくる人がいるんですよ。いったい何を調べてるんだかww

 まぁ、何回目だよ、という気もしないでもないですが。
 マイミクaさんのblogで知りました。

エマーソン、レイク&パーマーが再結成!2010年7月に復活ライヴを開催

(CDJounal.com)


 公式サイトにも。
Stop Press

(Emerson Lake & Palmer 公式サイト)

 要するに、来年7月26日(日)に「High Voltage Festival」なるクラシックロックのイヴェントがロンドンで行われ、そのヘッドライナーとして再結成したEL&Pが出演する、みたいな。

1970年にワイト島でEL&Pがベールを脱いでから40年の節目の年に復活、と騒いでいますが、パウエル時代を含めて三度目の再結成。この人たちだけは年を重ねても性格はぜんぜん丸くなってないっぽいので、どうせ長続きしないだろうけど。ていうか、イヴェントのための一夜だけの再結成なら、それも問題ないのか。

 ただ、公式サイトのニュース記事にも名前が出ているClassic Rock Magazineのサイトで彼らの名前を検索すると、今年の夏のカールのインタビュー記事が出てきて、その中で
「キースは35分から40分以上のセットリストになると演奏できないよ」
とか言ってるんですが…
 その記事のタイトルが「キース・エマーソンはウェンブリースタジアム級のサイズのエゴの持ち主だよwww」というのがおもろい。いや「www」はついてないですけど意訳とゆーことで。

 エマー尊師の前回の来日(彼の名前のバンドでの来日)は見に行き損ねましたが、その前の来日では感涙にむせび泣いた身でどうこう言うのもあれですが、手の手術以降、完全体への復活はもう望むべくもないのかと思うと、「無理スンナ」といいたくもなります>エマー尊師。

 いや、もし長続きしてくれれば、うまくすれば来日も…とか考えてしまいますし、もし駄目でも、新作は出してくれないかな…とか。
そのカールのインタビュー記事の中でも、キースとグレッグが一緒に曲作りその他やっている、とか書いてあるし。

 さて、どうなることやら。

◆広島帰省

 先日、広島へ帰省した時、ひろでんの電車にも何回か乗りました。
 やっと宮島線にもPASPYが導入されたか、とか、導入されたのはいいけど、いきなり失敗してるじゃんかm9(^Д^)プギャーとか、いろいろ思いながらぱぱっと用件を済まして、帰途、最後に乗ったのがたまたまグリーンムーバーだったんですが、なんと、先頭車両の運転席の背中にあたる部分に前からあったディスプレイ、あれが稼働してるじゃないですか!
 てっきり、飾りだとばかり思ってたのに!
 しかも、表示されている内容が、走行中、その場所に合わせて結構インタラクティヴに変わっていってるし。

 ということで、自宅に帰ってからいろいろ調べたら、やっと始まったようですねー。

広島発・日本初の路面電車ディジタルサイネージ実証実験開始

広島市立大学公式サイト)
路面電車移動デジタルサイネージ実験
(広島市立大学インターネット工学研究室公式サイト)

路面電車内で電子看板実験<動画あり>
(中国新聞公式サイト)

 これらのリンク先の資料によると、どうも今回のひろでんのプロジェクトは、ネットワークインフラとして、Emobileのネットワークを使っているようですが・・・これ、最初の予定では、WILLCOMの次世代PHSであるWILLCOM CORE XGPが使われるという話だったんですが、バジェット不足でインフラ整備が間に合わなかったのでしょうかねー。

事業再生ADR手続利用のお知らせ

(WILLCOM公式サイト)

 尤も、ICTコスモポリス広島プロジェクトにおいて、WILLCOMのXGPが全く弾き出された訳でもないようで、固定された場所でのデジタルサイネージにXGPが使われてはいるようですが。

「ICTコスモポリス広島プロジェクト」での「WILLCOM CORE XGP」の利用について

(WILLCOM公式サイト)

 何かにつけて首都圏が中心となりがちなこの種の新サービスですが、珍しく広島が全国的にも早い段階でサービスインする、という噂もあったWILLCOM XGP。その裏には、このプロジェクト用にインフラを整えるという事情があったんですね。

◆IETF広島会議とICTコスモポリス広島プロジェクト

 なぜこの時期に広島が突然こんなIT関係に力を入れ始めたかというと、実はこの11月に広島でIETF(Internet Engineering Task Force)の第76回会議が開催されます(日本での開催は2002年の横浜以来2回目)。
 これは、インターネットの技術的側面における最重要会議とも言えるもので、国内はもとより海外からも、インターネットの技術面に関する重要人物が広島に集結する国際会議です。それでいて非常にオープンな会議でもあり、IETFのメンバーになり(これはメーリングリストに参加するだけで誰でもなれる)、参加費用を払えばだれでも参加できるもので、期間中はこの会議関連の人が1000人以上広島に滞在することになります。
 この会議の開催に併せて、今年はひろしまドリミネーションも例年より一週間ほど早めて、11月6日から開催されるようですし、打ち上げ花火だけでなかなか前に進んでいないICTコスモポリス広島プロジェクトも、IETF開催に併せて大きな前進をすることが期待されています。既に平和公園では公衆無線LANが使えますが、そのエリアを100m道路に沿って放送会館周辺まで拡大(決定)し、さらに100m道路の田中町交差点あたりまで拡大する(検討中)とか。
 で、このICT広島の一環として、ひろでん電車の沿線域をカバーするワイヤレスブロードバンドの整備と、それを使って流すデジタルサイネージの実験が行われていて、先に書いたのはまさにそのことです。
 つまり、WILLCOMのXGPが、少なくともひろでんの電車沿線全域をカバーできなければ、XGPは使えない訳で、そうなると、動画などを使ったリッチ・コンテンツを流せるネットワークインフラは、Docomoの3G通信網か、Emobileか、KDDI系列であるUQのWiMAXくらいしかなく、未だ広島でエリア展開されていないUQ WiMAXは当然論外、基本料金が馬鹿高いDocomoも貧乏都市広島では論外なので、当初名前が出ていなかったEmobileに頼らざるを得ない訳ですね。

 DDIポケット時代から合わせると15年以上WILLCOMを使ってきたユーザーからすれば、ここでくじけずに、XGPのサイトにあるバラ色の次世代通信生活を絵に描いた餅で終わらせないよう、もうひとふんばりしてもらいたいものです。(あ、Emobileユーザーでもあるので、そっちはそっちでがんばれー)

◆コンセプトとハードウェアとコンテンツの三者不均衡

 ところで、このプロジェクトによるデジタルサイネージですが、じつは既に本通商店街でも、お店によっては、店頭にディスプレイを設置して見られるようになっているようです。
 ただ、このリンク先にもあるとおり、まだまだデジタルなものよりも旧態依然とした手作成のもののほうが人目を引きやすいという現状は残念なことです。これは見る側(すなわち通行人)の意識がまだまだ低いというか旧い、という現状も、ひとつにはあるでしょう。
 しかしながら、デジタルコンテンツを提供する側にもさらに大きな問題がある訳で、たとえば、店頭の告知ボードひとつ取ってみても、「デジタルサイネージならでは」の使い方(ノウハウ)が、コンテンツ提供側にも蓄積されていないという気もします。

 たとえば、飲食店でランチタイムによくある、「本日のランチ」と書かれた黒板を出して、手書きでその日のランチメニューが書かれているもの。
 あれなどは、デジタルサイネージを使えば、手書きだけではなく、実際のランチメニューの画像を撮って出しで掲載できるし、店内の混雑状況なんかも天井にwebカメラをつけるなどすれば店外に映し出すこともできる。
(デジタルサイネージとはちょっと意味合いがちがうけれど、広島の地蔵通りにあるお好み焼屋の『貴屋。』では、ランチタイムとディナータイム限定ですが、自社公式サイト内で店内の状況をWebカメラで流しています)
 さらには、iPhoneやDocomo、Willcomなどのスマートフォンと特定のアプリ、そして域内のみフリーの無線LAN、さらには電子コンパスとGPSなどを組み合わせることで、「通りを歩きながら、いまいる場所に特化した情報を受け取ることができる」仕組みなども使えば、さらにコンテンツの可能性は広がります。

 少なくとも、俺が引っ越しする前の本通で提供されていたデジタルサイネージは、デジタルならではのメリットを意識したものはほとんどなかったようですし。(デジタルならではのメリット:内容の差し替えが簡単・しかも画像・映像を使ったリッチなコンテンツが簡単に差し替えられる・だから時間帯・曜日などに応じて簡単に差し替えが利くなど)

◆ユビキタスと拡張現実(AR)

 そういえば、TRONプロジェクトの主でもある坂村健(東大教授)が提唱した「ユビキタス」の考え方は、10年ほど前からこういったアイデアを持っていたように思います。その意味では、やっと天才坂村のアイデアに対して、ハード面での技術が追い付いてきたのかな、と。
 広島でも、外国人向けの観光案内地図などを手に持ってうろうろしている外人をよく見かけますが、書面での情報量には限りがありますから、いっそ、プッシュ型の専用ブラウザをiPhoneとかAndroidとかWindows用に作って、そのアプリを紹介したものを紙で配布しておけば、通信機能を備えたデバイスを持った人は、見づらい紙の地図にデジタルサイネージを置き換えることができるんじゃないかな、と。
 本当は、デジタルサイネージに特化したハードウェアを使って、路面に埋め込んだICタグなどと連動させられれば、なお素晴らしいんだろうけれど、そこまでやらなくても、GPSと電子コンパスと無線LANを使えば、それに近いことはできそうです。『セカイカメラ』とか。
 実際、自治体では、岐阜県がその『セカイカメラ』を使って飛騨高山の観光案内を始めたみたいだし。負けるな広島市、広島の研究者、広島のIT企業家!

IETF広島会議についての記者発表(概要)

(広島市公式サイトより・要Adobe Reader)

IETF 76 - Hiroshima, Japan
(IETF公式サイト)

モビリティ技術を活用した国際都市ホスピタリティ向上に関する研究開発
(広島市立大学)

広島市のICT施策と広帯域無線通信に期待するもの
(総務省サイト内・広帯域無線通信セミナー 講演資料・要Adobe Reader)

NHKアニメワールド 電脳コイル
(NHK公式サイト)

 2ちゃんねる酒板に、『地ビール全般スレ』というスレッドがありまして、今現在Part9までスレが進んでいます。
 mixiにも地ビールのコミュとかあるんですが、恐ろしく過疎っていて、情報収集にはまったく適していない。
 2ちゃんはあくまでも2ちゃんなので、くだらない罵りあい・煽りあいも多いんですが、そんな中に優良な情報も多々混じってるので、やっぱりmixiより2ちゃんを見たりすることのほうが多いですね。

 で、優良な情報かどうかはともかく、今までに読んだ中で一番笑えたやりとりが以下。
 吉祥寺近辺で地ビールが買えるお店を探している人がいて、みんな結構真剣にいろいろなお店を教えてあげていたのに、いざその人が吉祥寺に行ったら、「ドイツビールが一番ですた」と書いたばかりに、(たぶん色々アドバイスしていたうちの誰か一人に)叩かれてしまいますが、その後の流れが最高です。
 もう2年以上前のスレですが、PC内の2ちゃんdatファイルを見返していたら出てきたので、転載。

 

◆◇◆地ビール全般スレ◆◇◆  4箱目

1酒店[sage]:2007/09/14(金) 01:51:00
ますます愛顧者が増えて好調の地ビールを語り合いましょう。
品質も向上し、個性も磨かれ、さまざまな限定品も話題性充分。

地ビールの、飲んだ感想、イベントや新製品の情報交換、地ビールへの希望などなど、ざっくばらんに、前向きに語らい、地ビールを盛り上げていきましょう。

全国地ビール醸造者協議会

ttp://www.beer.gr.jp/index.htm

日本地ビール協会

ttp://www.beertaster.org/

地ビール会社一覧

ttp://www.kitasangyo.com/BEER/beer_index.htm

地ビール瓶の博物館

ttp://www.asahi-net.or.jp/~iv9y-ymmt/
127呑んべぇさん[]:2007/10/18(木) 17:15:20
西武線、もしくは中央線沿線(新宿〜吉祥寺間)で、地ビールがいろいろ売ってるお店がありましたら教えて下さい。
128呑んべぇさん[sage]:2007/10/18(木) 19:41:57
>127
伊勢丹とかデパートなら、たいていいろいろ置いてる
伊勢丹は常陸野ネストと提携してる。
俺が知ってる中では、渋谷の東急が一番品揃え良いけど、ちょっと外れるか
129呑んべぇさん[]:2007/10/18(木) 20:01:22
>>128
ありがとうございます。
伊勢丹なら吉祥寺にもあるので、今度の日曜日にさっそく行ってみます。
130呑んべぇさん[sage]:2007/10/18(木) 21:23:17
>>127
上石神井のASAYAって酒屋さん
131呑んべぇさん[sage]:2007/10/18(木) 21:41:19
>>130
駅のどっち側ですか?
134呑んべぇさん[sage]:2007/10/19(金) 09:03:34
>>129
吉祥寺いくのなら、ついでに東急にもいってみたら?
渋谷とは雲泥の差だけど、若干品揃えが違った記憶がある。
135呑んべぇさん[sage]:2007/10/19(金) 09:37:40
>>134
はい、そうします。
なんだか、日曜日が楽しみになってきました!
136呑んべぇさん[sage]:2007/10/19(金) 13:15:47
>>135
そう書かれると、がっかりされそうで不安だ
吉祥寺散歩のつもりくらいにしておいてくれ
137呑んべぇさん[sage]:2007/10/19(金) 13:26:39
>>136
了解です。
ついでに他の店もいろいろ回ってみます。
139呑んべぇさん[sage]:2007/10/20(土) 02:36:07
>>131
バスの車庫とかいなげやとかある方だな
博石のオリジナル限定ビールがケグで飲めるよ〜ん
麦汁薄くて軽快だけどホッピーさを強調した
よなよなエールとはまた異なる方向性で面白いし
商売的なアイデアとしても面白いですな
なんといっても原価が安そうだしガブガブいけるからね

>>129

吉祥寺行くのなら三浦屋も覗いてみて悪くはないかも
でも決して良くもないんだけどね
ただオイラは吉祥寺ではここの店で一番ビールを購入してるけどね
なんていったって思い付きで買うのにロケーションが便利なんだよ
そういった意味では西荻の改札前の店も重宝している
そのまま店で飲んでいくこともできるしね
ただし日本の地ビールはなかったかもしれない
西荻は商店街にもう一件新潟と岐阜のやつを置いてるトコがある
社長さんが上京したときに奥さんと一緒に立ち寄ったりするらしい
なかなか他では売ってないので重宝しているんだけども
店の人が固定客以外には高いせいか売れないといって
岐阜の高アルコールビールの陳列棚が新潟麦酒にシフトしつつあるので
そのテのビールが好きな人は売り上げに貢献してあげるように
140呑んべぇさん[sage]:2007/10/20(土) 02:37:16
>>127
武蔵境まで行く気があるのなら駅前のスーパーが面白いよ
酒売り場が店内に2ヶ所別々のところにあるのだけど
それぞれで品揃えの方向性が全く違うんだよ
片方の売り場の責任者が地ビールに力入れる気があるみたいだから
よかったら贔屓にして売り上げに貢献してあげてくれ
品揃えを見ればどっちの売り場がどっちなのか一目瞭然だが
レア物が不意打ちで入ってくるのはそっちと違う方だったりするんだな
西武線だと田無の駅前のスーパーにエチゴの缶ビールが色々揃ってるよ
残念ながら無濾過の瓶ビールはないけども妙なこだわりがある店だ
ただし冷蔵ケースに入れてないのもあるから一応苦言を呈しておくが
ひばりの店が新しくなってクリスマスビールのケグを入れて
店で立ち飲みさせたいと言ってたけどどうなったんだろかね
南信州ビールのIPAだったか駒ヶ岳エールなんか売ってたりしたのだが
店の人がビールよりも日本酒とかワインに熱心で困ったもんだ
以前はパルコのテナントだったが移転先がわかりずらいところなんだよな
141呑んべぇさん[sage]:2007/10/20(土) 07:31:26
>>139
ありがとうございます。
西荻の改札前には、ギネスの店もありましたね。
駅周辺にもいろいろ酒屋さんがありますので、今度回ってみます。

>>140

ありがとうございます。
ちょっと離れてますが、足を延ばしてみます。
142呑んべぇさん[]:2007/10/20(土) 15:59:24
吉祥寺なら東急の裏にあるBICKEが良いよ。樽が7〜8種類。ボトル多数。料理も美味い。
181呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 11:58:38
吉祥寺の伊勢丹・東急行ってきました。
日本の地ビールはじめ、ドイツ・ベルギー・フランス・イタリアのビールなどいろいろ買ってきました。
気に入ったのは、WEIHENSTEPHANERPAULANERのヘフェ・ヴァイスでした。
やはりビールは本場ドイツが一歩リードという感想です。
183呑んべぇさん[sage]:2007/10/28(日) 15:06:09
>>181
ビールの本場はイギリスなんだけど。
適当なこと言わないでくれるかな?
184呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 15:13:31
キャー、喧嘩よー
男の人呼んでー
185呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 15:31:24
どこが本場なんてどうだっていいだろーが、うまけりゃ。
186呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 15:40:37
>>183
お前そんなことで喧嘩売ってどーしたいの?
187呑んべぇさん[sage]:2007/10/28(日) 18:14:44
荒らしが出張してきた? スルー徹底をよろ
188ベルギーの僧侶[sage]:2007/10/28(日) 18:37:13
ビールの本場を決める争いがこのスレで繰り広げられている
と聞いて出張してきますた。
189酒店[sage]:2007/10/28(日) 19:49:36
志賀高原の美山ブロンド ハーベストブリューを遅ればせながら試飲

オレンジような香りが素晴らしい

去年よりもホップの印象が明瞭です。いいですね
190呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 19:54:20
ブログみたら通販頼むより店舗に行ってみたくなりましたが…
凄い散財しそうですね
でも行きたいW
191呑んべぇさん[sage]:2007/10/28(日) 20:03:22
>>183-190
ハンムラビ法典にのっとってビールで溺死の刑
192呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 20:09:12
>>191
いやいやW
俺と酒屋さんは違うでしょ
193呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 20:21:17
ビールで溺死はもったいないw
194呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 20:35:41
ビールの本場はやっぱりドイツだろう
196呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 20:42:02
ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー
197酒店[sage]:2007/10/28(日) 21:21:41
ハンムラビ法典にのっとり、飲んだビールに飲まれてます

良い気分だ

198呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 21:26:31
ハンムラビとハンニバルは違うニカ?
199呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 21:33:52
あんまり変わらないニダ。
200呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 21:41:48
ハンニバルはカルタゴで、ハンムラビはバビロニアじゃなかったかな?
201呑んべぇさん[]:2007/10/28(日) 21:55:27
古代バビロニアの時代にビールがあったということは、ビールの本場はイラクということになるのかな?
202呑んべぇさん[sage]:2007/10/28(日) 22:45:31
>>181
吉祥寺の西友も昔は輸入ビールをたくさん揃えていて
1Fにイギリスパブみたいなバーカウンターしつらえて
購入した酒を店のグラス(ものによっては専用グラス)で
チャージ料金取らずに立ち飲みさせてくれたんだよ
しかも店員さんがグラスに酒を注いでくれたりしてさ
もう今から20年以上前の話だけどあの頃はよかったな
西武系の流通業はどこも趣味性の高い事業を提供してくれてた
西武系に縁のあるアーティストはふかふか絨毯の堤さんのサロンで
いつでもタダで飲み食いできたと言っていた
そこへゆくと食えない文筆家や画家が常時たむろってたそうだ
203呑んべぇさん[sage]:2007/10/29(月) 09:35:22
ヘフェヴァイスは、輸入物だと劣化モノ引くときがあるので、
俺は地ビールの方が一歩リードだと思うな。
ドイツのことわざで、煙突の影が届くところで飲めみたいなのあった気がする。


 10月12日(月)、横浜の赤レンガ倉庫で開かれていました『横浜オクトーバーフェスト2009』に行ってきました。
 聞けば相当な混雑だということで、当日は午前中から会場入りしてやろう、と、東海村を9時過ぎに出発し、11時の開場直後にはみなとみらい21入り。赤レンガ倉庫の会場には11時過ぎに入りました。

 赤レンガ倉庫のイベント広場には、大きなテントが一つと、その周辺に様々なブースが小さなテントで広がっており、全体を低い柵で囲うような形で会場が設営されていました。会場への入口では、入場料200円を払い、チケット代わりのパンフレットのようなものを貰います。当日なら、一度退場しても、それを示せば再入場が可能というシステム。
 入口には既に短いながらも行列ができていました。早めに着いてよかった。

 さっそく大きなメイン会場のテントに入り、辺りを見渡すと、ありました。サンクトガーレンのブースが。

 サンクトガーレンの広報のおねいさんが10月10日にblogで書いていた看板の話、そして同日こちらのエントリでも書かれている
の看板がうちのより20cmもデカくて、目立つ』
 …えー、『隣』って、ここだったのですねwwてか、青色LED目立ってないし、そもそも結局隣とサイズ合わせるためになんか継ぎ足してるしwwww

 看板はともかくとして、さっそく、お目当てのサンクトガーレンのプレミアムフェストビールにして、志村さんの三次ベッケンビールにおける最後のビールを飲みました。そもそもこれを飲むために来た訳で、詳しい事情はこちらのエントリにて。

 若干ハイアルコールなので、何もお腹に入れずに飲むのはあれだ、と思い、ソーセージなども調達して、ビールと共に持って席へ…席へ…あれ?既に大テントの中の席は一杯で、仕方なく外の席へ。

 この時点では、外の席はまだガラガラです。
 天気もいいですし、気温も暑すぎず寒すぎずでちょうどよかったので、まぁいいか。
 ちなみに、席を探してうろうろしている間にグラスが半分ほど空いちゃいました。

 味は、忘れもしない、間違いなく三次の味、豊穣の味です。  このコンディションでこれが飲める幸せ。
 スタイルそのものは、例年通り、ジャーマンスタイルのトラディショナル・ボックであり、スタイル名で言うところのオクトーバーフェストビールやメルツェンよりもホップのキャラが控え目。飲んでいる最中に苦味はほとんど感じず、飲み終えたあとに少し喉に苦みを覚える程度で、むしろ麦の甘さがかなり強いものでした。
 アルコール度数は少々高め。昨年の豊穣よりも高いらしいです(確か昨年は7%、今年は7.5%)。
 しかし、志村さんのビールの特徴でもある、「ハイアルコールなのにアルコール感に頼らず、スムースな口当たり」という部分はこのビールでもきっちりと貫かれています。
 てか、むしろ、その「志村スタイルのハイアルコール」集大成とも言っていいでしょう。
 ホップの苦みは控え目で、かつ飲んだ時のアルコール感も抑えられていることから、かなり甘いにも関わらず、すいすいと飲めてしまう、鋭角的な部分がまるでない、長期熟成ならではのマイルドな口当たり。


 三次麦酒の休業(中国新聞の記事がなくなってるのでGoogleのキャッシュ)により、下手をしたらタンク丸ごと廃棄処分になる可能性もあった『豊穣』、このおいしいビールを世に出すべく尽力されたお二方です。
 作り手である志村さんが広島県三次市で丹精こめて作られたビール。それを自社ブランドのフェストビールとして世に出す決心をされたサンクトガーレンの岩本社長。お二方のご苦労、そして自らブルワーでもある岩本さんの友情と漢気には頭が下がります。

サンクトガーレンの「中」グラス。陶器マグ、スワロフスキー入り
 一杯目は大グラスで、自分のために飲みました。二杯目は、広島にいて、志村さんが作る最後の『豊穣』を飲めないみんなのために。(←すげー言い訳ww)
 一口目は前田先生、ふた口目はなおみさん、三口目はこうじさん、四口目はじゃkk…とか考えているうちにすぐカップが空いてしまいます。

 大テントの中で、ドイツのトラディショナルミュージックの演奏が始まりました。
 ステージの前の空きスペースでは、むかで行列ができて、みんな(見ず知らずの人ばっかりですよ)が手をつないで練り歩き…
プロージット!
 曲が終わると周りの人たちとプロースト!

 …いやぁ横浜のノリすげぇ。
 日比谷オクフェスに行ったことあるけど、こういうノリはなかったよ?

サンクトの限定ヴァイツェン
 ぼったくり価格の輸入ビールには目もくれず、地ビール!地ビール!という訳でサンクトガーレンのオクフェス限定ヴァイツェンを。
 スッキリ飲みやすいけど、ヴァイツェンらしいコクは今イチか…。でも日本屈指のジャーマンスタイルビール職人二人に挟まれてもヴァイツェンを出してくる勇気は素晴らしい。
 それにしても、あぁ、あの幻の銘酒、サンクトガーレンのクリスタルヴァイツェン。あれの樽生の味が忘れられません!あの再来はまだですかー!!!

ゴールデンエール最高!
 次もサンクト。これはゴールデンエール。俺にとってニッポン地ビール界における不朽のトップ3の一角。
 これ以外にサンクトは湘南ゴールド、横浜XPA、黒糖スタウトを飲みました。黒糖、美味しくなってた!!

富士桜高原麦酒のブース
 隣のブース、富士桜高原麦酒も気になります。
102親分キタ - .∵・(゚∀゚)・∵. - ッ!!  ブルワーの102親分こと宮下天通さんが自ら客引き。
 こちらにも俺にとってニッポン地ビール界における不朽のトップ3の一角、ヴァイツェンがあるんですが、それよりも気になるのがオクフェス限定ヴァイツェン。
オクトーバーフェスト限定ヴァイツェン
 いやぁうまい。さすが。小麦をローストしてるのかな?前の「森のヴァイツェン」は小麦をスモークしていて、あれも美味しかったけど、こっちはさらに美味しい。  ちなみに富士桜高原は、今年、これまでに全国で開催されてきたオクフェスでは、会場限定メルツェンを出していて、それの評判がすこぶる高かったんですが、それは今回はさすがにありませんでした。
 以下、飲んでないwwけど写真だけ。

 はい。行ってきます。

 目的は、先のエントリでも取り上げた、サンクトガーレンのフェストビールとして出品されている、志村さんの三次ベッケンビールでの最後のビール、秋のシーズナルビールでもあった『豊穣』を飲みに。
 サンクトガーレンの社長であり、同社の高品位なビールを造り続けているブルワーでもある岩本伸久氏、その漢気に感じるところあって、ぜひ行かねば、と。
 残念でならないのは、このビールを本当に飲みたがっている広島の仲間たちと一緒に飲めないという点です。みんなの分も俺がしっかり飲んでおくから。
 あっ、痛ててて。石を、石を投げないでください!

 他にも、サンクトガーレンは、このイベントのために作った限定醸造のヴァイツェンが出るようです。サンクトのヴァイツェンっていうと、5年ほど前のクリスタルヴァイツェンが印象に残っています。普段、ヴァイツェンは作っていないブルワリーなので、これも貴重。
 フェストビールとしての『豊穣』、そしてサンクトガーレンの限定ヴァイツェンの二つがイベント限定のビールで、その他、レギュラービールや季節限定モノなど、ほぼ現時点でのフルラインナップです↓
メニュー1
メニュー2

 他にも、富士桜高原麦酒が、このイベントに合わせて、お家芸のヴァイツェンのスペシャル版を出してくるらしく、こちらもまた楽しみです。今年、今までに全国各地で開催されてきたオクトーバーフェストで同社が出してきたフェストビールは、オクトーバーフェスト専用の限定出荷のメルツェンだったようですが、それとは別モノ、かつ、先日広島のGolden Gardenで飲んだラオホとヴァイツェンのハイブリッドビール『森のヴァイツェン』ともまた別モノのようです。

 噂では輸入もののドイツビールもたくさん出ているようなんですが、なんか料金が馬鹿高いみたいで、そっちはまぁいいや ('A`)

 ちなみにイベントの公式サイトはこちら

 10月2日、三次ベッケンビールの醸造長(いわゆるブルワー)志村さんが、mixiの日記に自ら書き込みされました。内容は、休業以降3ヶ月、ベッケンビールでの自らの復活は断念したこと、今まで応援してくれた人たちへの感謝、そして、これからもビール造りを続けていきたい、との決意も書かれていました。

 7月9日の休眠発表以来、首都圏・関西圏を中心に全国レベルで三次ベッケンビールのファンが「ベッケンビールの復活」を願い、署名活動を繰り広げ、集まった署名は、様々な調整の結果、広島在住ということもあり、このblogの管理人が三次にあるベッケンビールの(休業前の)社長が創業者でもある三次フードセンターに持ち込みを行いました(このことはasahi.comの記事にもなりました)。

 三次ベッケンビールの休業に関しては、以前に一度、自分が思うところをまとめたエントリをあげましたが、つまりは地ビールに過度の期待をするあまり、過剰な飲食施設を持ってしまったがために、その維持費がブルワリーの経営を圧迫し、どんなにおいしいビールを外販主体で売りまくっても、経営を好転させるには至らなかったというところです。
 このエントリに対して、Hiraさんというブロガーさんがトラバを打ってくれていますが、そちらのエントリの方が簡潔にまとまっていたりしますんで一読いただければと。

 三次ベッケンビールの(前)社長とお話させていただいた感じでも、とにかく、復活できればもっと工夫して、外販主体で利益を出せるビジネスモデルへの転換を考えておられたんですが、それにしても現時点での負債がネックになっている、というお話でしたが、結論としては、復活は断念されたということでしょう


【一部訂正】
 志村さんの日記を読むと、
(自らの)「ベッケンビールでの復活を断念」
 を表明されているだけで、「三次ベッケンビール」そのものは、依然として「休業」状態であることに変わりはなく、一部訂正しておきます。


 ところで、7月の休業発表時点で、三次ベッケンビールのビール製造設備には、完成したビール、仕込み途中のビールがあった訳ですが、休業が発表された直後、全国のビール専門パブや、地ビールを扱う小売店などから、ベッケンビールに注文が殺到した、と聞きました。完成したビールは、とにかく突貫作業で瓶詰め・樽詰めの作業をおこない、出荷されました(東京や横浜、大阪、西宮北口などで「ベッケンビール最後のケグ」を飲まれた人も多かったでしょう)。
 しかしながら、その時点で仕込み中だったビールに関しては、当然、出荷をする訳にもいきません。かといって、そのまま廃棄してしまうのは大変惜しい話でもあります。そう、初夏に仕込んで秋に出すビール、三次のシーズナルビールの中でも特に人気が高い、秋の限定醸造、ジャーマン・ボック・スタイルの『豊穣』が、休業騒ぎのさなか、三次ベッケンビールの醸造設備の中で熟成中だった訳です。
 では、その『豊穣』はどうなったんでしょうか。

『豊穣』の行方は

 話は変わって、神奈川県厚木市に、サンクトガーレンというブルワリーがあります。
 何度かこのblogでも書いていますし、俺と個人的に付き合いのあるビールファンの人なら耳にタコができるほど聞かされているでしょうが、俺にとっての地ビールのトップは、沼津のベアードブルーイングの島国スタウト、河口湖にある富士桜高原麦酒のヴァイツェン、そしてサンクトガーレンのゴールデンエール。三つのブルワリーが作る三つのレギュラービールが、同率首位なんです。

 さて、そのサンクトガーレンには、凄腕の営業というか広報担当というか、PRプランナーのおねいさん(しかもすげえ美人)がいます。
 そのおねいさん(公式blogも書いています)が最近twitterを始められたので、さっそくフォローしていたら、10月2日の志村さんのmixi日記に先立つこと一日、10月1日の午後8時41分に、非常に興味深いつぶやきがありました。さらに、そのつぶやきについている画像。画像に写っているのはビール瓶と、その瓶から注がれたと思われるビール。色はジャーマンボックの特徴的な濃いブラウン、そして瓶の形状は、三次ベッケンビールを知っている者にとっては忘れられるはずもない、ベッケンビールが使っているのと同じ500ml瓶。
 twitterのつぶやきにある「ある事情で陽の目を見ることが出来なくなったビール」、そしてベッケンビールが使っていた500ml瓶、さらに、瓶の横のグラスに注がれたビールの色…

 もしや、『豊穣』がサンクトガーレンから発売されるのか?と考えながら一日が経過。すると翌2日に件のmixi日記で志村さんが復活断念を表明。どうしても気になったので、3日にサンクトのおねいさんにtwitterのダイレクトメッセで訊ねてみました。これは『豊穣』ですか?と。
 帰ってきた答えは「諸々、難しい問題があるので、まだ正式に詳細は発表できませんが、皆さんに良い報告ができるよう動いています」というものでした。
 実はこのエントリはその時点で書こうかとも思ったんですが、一応、サンクトがそう言う以上、正式に発表がされるまで待とうと考え、今日に至ります。

 そう、正式に発表があったんです。

 以下、地ビール協会のメルマガを転載です。

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★緊急告知★ 横浜オクトーバーフェスト、サンクトガーレンブースにて
三次ベッケンビール秋季限定「豊穣」をフェストビールとして販売致します

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今夏、多くのビールファンに惜しまれつつ休業に入った
広島の三次ベッケンビール。

突然の休業のニュースは多くのビールファンに衝撃を与えましたが、
それはブルーマスター(醸造責任者)の志村さんにとっても突然のことでした。

春に仕込み、夏の熟成を経て、秋に発売予定だったベッケンの秋季限定ビール
「豊穣」は陽の目を見る機会を失われたまま飲み頃を迎えようとしていました。

「どうにかして、これを世に出せないか。廃棄されてしまうのは耐えられない」
志村さんの必死の訴えに、私たちも頭を絞りました。

そして…

諸々の課題をクリアーし、辿り着いたのがこの方法でした。

サンクトガーレン岩本とベッケンビール志村さんの友情ビールとして発売です

同じビール造りに関わる者として、時にはライバル、時には仲間として
戦ってきたからこそ痛いほどわかる想いがあります。

その想いを汲んでの決断でした。
どうぞ、1人でも多くの皆様に味わって頂ければと思います。

※処々の事情により会場でベッケンビールの名前は出せません。
サンクトガーレンのフェストビールとしての販売になります。ご注意下さい。

期間中、志村さんもサンクトガーレンブースのお手伝いに来てくれる予定に
なっています。ぜひ遊びに来てください。

 同じ内容のものが、サンクトガーレン公式blogにもあがっています

 どうです。

 サンクトガーレンの社長にしてブルワー、岩本さんの漢気。

 これは横浜、行くしかないでしょう。

 ニコニコ動画に、今年の広島ビアフェスの動画を投稿している人がいました。

 これです↓







・・・間違えますた。こっちです↓

 投稿したの誰だろう?知ってる人なのかな?うーん。
 とりあえず、コメントいくつか入れときました。
 ボランティアや実行委員、そしてブルワーさんたちの顔が全く出ていない(ついでに言うと客の顔も)のがちょっとつまんないですが。せめてブルワーと盛り上げ隊長たちの顔くらいは出してもいいんちゃうかと思いますた。

 そうそう、ビアフェス動画といえば・・・
 今年の広島ビアフェスは、ずいぶんいろんなマスコミが取材に入ったみたいですが、広島ローカル局のニュースを誰か録画した人、動画うpしてもらえませんかねー。見たいです。

 引越しのバタバタで更新できないまま日が過ぎますので、ビール関連の備忘録的に。

大山Gビールのペールエールに何が起きたのか?
この夏にGolden Garden(GG)で飲んだ大山Gビールのペールエール(ケグ)、大山のアイデンティティともいえる「モルト感」が減っていたように思いました。HIDEさんのことだから、きっちりした考えに基づいて作っているとは思いますが、そのコンセプトに何らかの変更があり、結果レシピの修正があったのか、それともあのロットに限ってのことなのか、非常に興味深いところです。広島ビアフェスで尋ねたかったんですが、あまりにもバタバタで(そしてHIDEさんも大忙し)訊けずじまい。
あの夜飲んだハーヴェストムーンのシュバルツは本当にレギュラーのシュバルツだったのか?
ケグで味が違ったといえば、同じくGGでもう少し前に飲んだ智子タソビールハーヴェストムーンのシュバルツのケグ。実は広島のCafe&Bar @nimaで、この夏にずっとハーヴェストムーンの瓶をいくつか扱っていて、瓶のシュバルツはしょっちゅう飲んでいた(一番人気で回転も速い)だけに、その味の違いに愕然としました。わかりやすく言うと、ケグが濃くておいしい。不思議なのは、大阪フェスでもシュバルツのケグ飲んだし、それまでも飲んだことはあるはずなのに、GGにあの時にあったケグが特別美味かったこと。当たりロットだったのか、それともハーヴェストムーンのケグ初入荷だったGGに敬意を表して、特別なロットが送られていたのか、謎。
東西桃対決
桃ビール比べ。お酒っぽさではサンクトガーレン「ももももももも桃エール」の勝ち。ビールっぽさでは箕面ビール「桃ヴァイツェン」の勝ち。ガレンのほうがデザートっぽくて甘みもあり、グラスを口に運んでしまいますが、度数が高いだけに後で結構きます。対して箕面は、ヴァイツェンと桃を組み合わせる発想がかおりんもとい、箕面ビールらしい。しっかりヴァイスビアとして通用する範囲内で、桃のキャラもちゃんと立てている。さすが。どっちもおいしいけれど個人的には今回は箕面ですかね。
広島名物、土手で地ビール(゚д゚)ウマー
あ、すぐるくんが土手飲みやってるwww。向こう岸に本願寺広島別院の伽藍の大屋根が見えますから、基町POP'La通りのあたりですね。
本当の意味での「地(元の)ビール」の理想型を茨城に見た
茨城県に来て最初に驚いたのは、広島で言えばスパークとか、そういう感じの地元資本のあまり大きくはないスーパーのお酒売り場にも、普通に常陸野ネストの瓶ビールが売られていること。元々日本酒の酒蔵ということで、販路をきっちり持っていたっていうのもあるでしょうけれど、それにしてもこの浸透具合は立派。地ビールこうあるべき。
「ビールで繋がる人の輪」茨城編
水戸市内にあるアイリッシュパブ、Kells。GGマスターが木内酒造で修行されていた時、飲みに行かれていたということで紹介されて行ってみましたが、オーナーと当時からいるスタッフがお二人とも、マスターやNARUさんのことをよく覚えておられました。GGが、そしてビールが、また人の輪を広げてくれた気がしました。適温で供されるネストのリアルエールも美味しく、終電を気にしながら飲まなければいけないのが残念ですが、通うお店の一つになりそうです。
「ビール愛」が感じられる店、感じられない店
同じくアイリッシュパブで、勝田の駅前にあるIRISh PuB & CaFe DOYLE'S。お店のスタッフはすんげぇかわいいおにゃのこなのが魅力的なんだけど、ネストのリアル(そう、ここにもリアルが置いてある。ネストの営業力つくづく凄ぇ)を頼むと、ペールエールをヴァイツェングラスに入れて出してきた。多分二度と行くことはないお店の一つになりそうです。水戸より近いのにεε=ヽ( `Д´)ノ ウワァァァン

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